どうも千利休です。
今回は萌えゲートして発売が待ち望まれていたブルーリフレクション(BLUE REFLECTION)をレビューしていきます。
正直頭がお花畑な萌えげーなんでしょ?となめてかかってきましたがカウンターを食らいました。
それではどうぞ。
ブルーリフレクションとは?
「ブルー リフレクション 幻に舞う少女の剣」とは、コエテク・ガストさんから発売されたヒロイックRPGです。
ヒロイックRPGとはなんぞや?と思った方は正解ですが、やってみるとこの表現は確かに正解だったのではと感じます。
ちなみに絵はみなさんご存知、有名な岸田メルさんです。
あの変態おじさんの人ですね。
この絵柄がなんともこのゲームにマッチするとは思いもよりませんでした。
プレイ
タイトルですら既にかわいい。
最初はストーリーが進行していきます。
本作の主人公
「白井 日菜子」
鬱げな表情で重苦しく始ります。
本作の主人公。
一年前、若手ダンサーの登竜門である海外のバレエコンクールの本戦出場を決めるが、足に怪我を負ったことにより棄権を余儀なくされる。
その怪我の後遺症によってバレエを踊れなくなって以来、心を閉ざしてしまっている。
しかし、体も心も十数年毎日続けたレッスンのことを忘れられず、いつか足が治るかもしれないと信じている。
ある程度ストーリーを見続けると学校の中を自由に行き来することができるようになりました。職員室に向かえということなので探索しながら進みます。
生徒などには話しかけられ、様々な反応が返ってきます。
まるでペルソナみたい。
早苗ちゃんの登場、何やらとんでもないオーラを出して身の危険を感じます。
身の危険を感じたと思ったら世界が飛ばされました。
これはコモンという精神世界みたいなものです。
その精神世界の中で敵がいるので変身して倒しに行きます。
まるでセーラームーン、そしてかわいい。
これが今作の敵。
バトルシステムはよくあるアクティブコマンドバトルでした。
うまく敵を倒すことができました。
精神世界から戻ると日菜子の手には指輪が!はてさてここから日菜子の戦いが幕を開けるのです。
チュートリアル的なものを終えるとこの世界のことが分かってきます。
ネタバレになると嫌なので詳しくはやって欲しいですが、原種と言われているものを倒すのが目標になります。
え、すごくない、ラスボス感半端ない。
これを倒すために日菜子は仲間と一緒に成長していくのです・・・
圧倒的な空気感
このゲームは美少女ゲームとしてのゲームだが、世界の作り込みがすごい。
アトリエシリーズのような萌えではなく、透明な空気感をまとった美少女がそこにいるのだ。
この画像一枚をとってもそれが分かるだろう。
背景オブジェクトもしっかりと作り込まれており、女子高生の日常をしっかりと感じさせてくれる。
これだけでもこのゲームを買った甲斐があるだろう。
堅実なアクティブターンバトルRPG
このゲームは堅実アクティブターンバトルRPGだ。
ただ少しだけ下記の特徴がある。
- MPはバトル終わりで完全回復、バトル中も回復コマンドが専用である
- MPでの攻撃でノックバック効果で相手のターンを遅らせる
- オーバードライブシステム
のが特徴的ではあるものの、従来のものとあまり変わらない安心感はある。
まだ序盤なのでMPを使用した特殊スキルがあまりないが、成長すると様々なスキルが取得できるのでどんどんゲームの戦略性がますのではないだろうか。
これは女子高生の成長の物語である
正直言って、序盤から話が重い
この感じはペルソナを思い出す。
パッパラパーな話が好きな人はあまりお勧めしない。
セーラームーンのようなヒロインが悩みながらも成長していく物語が好きな人にはお勧めだ。
悲しみ、葛藤、恐怖、勇気、希望、夢。
それを仲間とともに力を合わせて成長していく。
これはただの美少女ゲームではない、想いが詰まったヒロイックRPGだ。
スキル割り振りで戦略が変わる
4つの項目から獲得したスキルポイントを割り振ることができる。
右のスキル習得一覧でそれぞれ書かれている数値に達するとそのスキルを獲得することができるので自分のスタイルにあったような割り振りをするのがいいだろう。
キャラクターごとに傾向が違うのでそれぞれ使いわけていくのがいいだろう。
着せ替えも勿論できる
ストーリーをある程度進めるとキャラクターに好きな格好をさせることができる。
初回購入特典でスク水をもらったので非常に楽しみだ。
案外しっかりとこの辺の美少女ゲームらしさが残っているのはやはりガストだ。
まとめ
この感じはペルソナを少し思い出したのは筆者だけだろうか。
作り込まれた世界観、いい感じの楽曲、そして美少女。
チュートリアルの戦闘は面白くなかったが、最初のボス戦まで行くとオーバードライブシステムや仲間の手助けなど、仲間が増えれば増えるほど一緒に巨大な敵に挑んで行くというハートフルな展開に胸が熱くなる。
まどマギのような少し重い空気感の中からそれでも希望が見えるこの展開に今後ストーリーがどう変わっていくのか非常に楽しみだ。
おまけ
水に濡れて透けている日菜子さん。
スタッフ分かってる。