できるだけブログ更新したい千利休です。
今回はスマートフォンアプリでよく使われているクラッシュ解析ツールについてまとめます。
そもそもクラッシュって?
クラッシュとは単純に言うとアプリケーションが突然強制終了することです。
正直ゲームしている時にいいところでホーム画面に戻るのを見ると
「ふざけんなこのクソアプリ(#^ω^)ビキビキ」
となることは多いですよね。
このクラッシュに頭を悩ませる開発者は多いと思います。
できれば
「うちのアプリはクラッシュゼロです!」
なんて言えるようになればいいですが、そんなことは遠い夢・・・
ですのでクラッシュを解析してバグを見つけクラッシュを減らすサポートしてくれる。
そんな夢のツールがクラッシュ解析ツールなのです。
クラッシュ解析ツール一覧
有料
- Splunk MINT http://www.splunk.com/en_us/products/splunk-mint.html
- Crittercism (一部無料) https://www.apteligent.com/
- SmartBeat http://smrtbeat.com/
無料
- Firebase Analytics https://firebase.google.com/
- fabric https://get.fabric.io/?locale=ja
この辺が有名どころになりますかね。
この中でオススメなのをいくつかご紹介します。
Smart Beat
唯一と言ってもいいのではないでしょうか。
純国産のクラッシュ解析ツールです。
ほとんどが英語のサイトに対してこちらは全て日本語!
サポートも日本人がするので非常に使い易いツールになっています。
私も使用したことがあるのですが、クラッシュ解析ツールとしても非常に優秀です。
お金がある開発プロジェクトであれば私はこれを導入することを強くオススメします。
unityやcocos2d-xなどへも対応しているので組み込みが楽なのも高評価です。
fabric
昔から有名ではないでしょうか。
私は使ったことはないのですが、無料のクラッシュ解析ツールと言えばfabricです。
こちらはSmartBeatと違い、単純なクラッシュ解析だけではなく、
- twitterとの連携
- 広告の表示
まで含めたSDKでもあります。
Twitter社が開発したものであるので品質は保証できるのではないでしょうか。
Fabric - Twitter's Mobile Development Platform
Firebase Analytics
正直これを見つけた時に期待の新人出てきたなーという印象でした。
google傘下のFirebaseが2016/5/20に発表しました。
どちらかというとバックエンド側の処理をおおむね全てカバーしてくれるようなサービスです。
その中にクラッシュ解析ツールの機能が一部あるというような感じです。
話を聞く限りまだ微妙そうではありますが、最低限はできるような感じです。
ちょっと時間を見て導入を検討してみようかなと思っています。
Crittercism
調べるまで知らなかったのですが、PokemonGOでも使用されているみたいです。
そう言われるとなんだか信頼度が高くなりますよね。
結構見知っている企業が使用しているので割と有名なのかもしれません。
一応無料でも使用できて、その場合使用できる機能が一部制限されますが、クラッシュ解析は使えるみたいなので個人開発者ならあまり気にする必要はないと思います。
unityやcocosも対応しているそうなので、SmartBeatの海外版だと考えるのがイメージしやすいかもしれません。
これ今度無料のやつやってみようかな・・・
まとめ
いかがだったでしょうか、正直クラッシュ解析ツールってひとつ使うとそれしか使わなくなるんですよね。そんなに頻繁に更新かかる業界でもないので。
基本はスタックトレースさえしっかり出来ればあとは好みかなと思います。
またどこかで試して使用感などレポートしていきたいと思います。
ではまた。